全長:103.5cm 重量:約650g(材質の関係で重量は前後します)
名称にある「岩間」は、戦中から戦後の時代、合気道開祖植芝盛平翁が兵農一如の生活実践の場としてお住まいになられた、茨城県笠間市岩間の地名に由来します。合気道における剣の理合を追及するために生み出されたこの木刀は、別名「合気道木刀」と呼ばれるほど、独特の進化を遂げており、他武道・他流派に伝わるどの木刀とも形状を異にします。
浅い腰反り、段差のない切羽、まっすぐに切り落とされた切先からは、合気道草創期の探求の跡が偲ばれ、いつの時代も合気道探究者を合気道の本質へと誘う、いわば合気道の気高き依代として、今も独特の魅力を放っております。